新聞の広告欄で見た、週間東洋経済の見出しが面白そうだったので、さっそく本屋にいって買ってきました。
「派遣切り」「内定取り消し」「名ばかり正社員」「第2ロスジェネ」・・・ネガティブなキーワードが並び、若者が「保守的」になり、「安定志向」が強くなっている。そんな記事が多かったです。
大前研一氏は
「弱肉強食の意識が欠如。若いときこそつらい体験を」「スポイルされている」とバッサリ。
でも、これは「今の若者は・・・」的な、老害からくる発言ではなくて、世界の若者と競争する時代なのに、甘えていると、痛い目に合いますよという、愛のムチですね。
確かに、今までの「いい大学を出て、いい企業に入れば豊かな生活ができる」という時代でないことは、イチイチ言われなくても、みんな分かっている・・・。
だからこそ、それが保証されている(ように見える)「大企業の正社員」という、少ないイスを、みんなで取り合うようなことになっている。
でも、一時は花形だった金融マンとか、自動車メーカーの社員でも、“一寸先は闇”の時代ですよ。「大企業なら安心」という方程式が、10年後、20年後に通用するのか・・・。
やはり、最後は自分の実力をつけていくこと・・・。それが一番大切なんでしょうね。
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