2009年1月15日木曜日

"脳内バブル" - 茂木健一郎氏が本当にスゴいのは、マーケティング力だ。

茂木さんがすごいと思うのは、話をしている内容は、いつもあんまり変わらないんですが、それをうまく味付けして流通させていることです。

生き残りたかったら、バブルを起こせばいいんです 茂木健一郎さん/リクナビNEXT[転職サイト]
"ですから僕は「1日1バブルを起こせ」と言っています。無理やりにでもバブルを起こすんです。昔の言葉でいうと「エンスージアスト」(熱狂者)。わかりづらかったら「感動」でも「感激」でもいい。何かを見て「おお、これはいいぞ、すごいぞ」と飛び上がる。そのテンションをずっと保て、と言っているのではありませんよ。一瞬でもいいからぐっと上げろ、と言っているのです。"

この「生き残り」「バブル」というキーワードを、脳を活かす勉強法を発売した2007年12月あたりに言ったところで、誰も気に留めなかったのではないでしょうか。しかし、時代は勉強から、サバイバルに。(熾烈!)今後は、こういったキーワードで売っていくんじゃないでしょうか。


人間の能力なんて限られています。茂木さんがいくら、脳のエキスパートでどんどんアイデアを出せるとしても、脳ネタもいつか枯渇してしまうでしょう。そんなに新発見がバンバンでるわけでもないでしょうし。


しかし、素材は同じであっても、今の世の中の雰囲気を読んで、ひっかかりやすい言葉を付け足して出しているんですね。元ネタは限られていても、時代の変化に合わせて売り方を変えていく。マーケティング能力が高い!まさしく、トップフリーランスです。


読者の皆さんがいることが、このブログのモチベーションです。ぜひクリックをお願いします!

0 件のコメント:

コメントを投稿